JR 博多駅、福岡空港という地元の交通の、2つの要衝のほぼ中間。地下鉄「東比恵」駅徒歩3分に、今年5月に竣工したのが「T-Building HAKATA EAST」。福岡都市高速環状線「博多駅東」出口から、メインストリート主要道路のひとつである百年橋通りを南下すること約1㎞。博多駅から続くオフィスが建ち並ぶ中比恵公園通りが交差する角地という恵まれた立地にそびえる、11階建のモノトーンを基調としたガラスカーテンウォールの外観が、落ち着いた色合いの中にも、先鋭的な雰囲気を漂わせている。約30m×40mの整形のビルの内部には、基準階(2~11階) 約300坪の無柱空間が広がっており、高さ2,700mmの天井から床面までの三面採光を実現した窓が、明るく開放的な執務空間を演出している。OAフロア高さは100mm、コンセント容量50VA/ ㎡、床荷重500kg/㎡(ヘビーデューティーゾーン800kg/㎡)と充実。冷暖房ともに個別空調で、季節を問わず快適な空間を作り出すほか、LED照明やLow-E ペアガラスの採用など、環境への配慮も十分でCASBEE Aランクを取得している。 セキュリティ面では、平日日中の管理人常駐による有人警備と、非接触型IC カードを利用した機械警備を併用した万全の体制を敷いている。そのほか、オフィス棟に隣接する自走式駐車場には、全140台(月極120台、時間貸20台)の収容スペースを確保しているほか、電気自動車の充電スペースを設けるなど環境負荷軽減にも優れている。また、福岡エリアで求められる基準の1.25倍の耐震性を有するなど、高い安全性を確保している。さらに、1階だけでなく、各フロアに多機能トイレを配置するなど、オフィス全体のバリアフリー化を実現しているのだ。空路、鉄道や道路などの陸路ともに、恵まれた交通アクセスを誇るだけでなく、機能性や快適性、安全性などすべてに優れた「T-Building HAKATA EAST」。福岡全体のビジネスのけん引役としての期待が高まっている。