台場・有明
※ 地図内の黄色のハイライトは、今後のオフィスビル開発予定地。詳細は、「東京オフィスビル竣工マップ」を参照
1985年にスタートした臨海副都心開発は、計画の見直しや景気低迷期を経て一時は開発の進行が停滞した時期もあったが、近年は、大手企業による業務集積が進むとともに、都心から近いグレードの高い観光エリアとしても注目されている。フジテレビ社屋やアミューズメント施設で知られる台場地区、テレコムセンターやタイム24等の大型オフィスビル開発が早期に進んだ青海地区、公園とタワーマンションの有明北地区、東京ビッグサイトがランドマークの有明南地区の4つの地区で構成されている。
開発当初は交通手段の脆弱さが指摘されたが、2002年のりんかい線延伸によるJR埼京線との相互直通運転開始、さらに2006年のゆりかもめ豊洲延伸により、都内主要オフィス街へのアクセスが格段に向上した。このエリアのオフィスビルの魅力は、空と海の開けた景観と、アミューズメント施設に近接していること、そしてハイスペックな大型ビルにリーズナブルな賃料で入居できることであろう。今後も、いくつかの大型オフィスビル建設が計画されている。
交通
台場
りんかい線「東京テレポート」駅
- 大崎駅 11分(りんかい線)
- 渋谷駅 19分(JR埼京線直通)
ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅
- 新橋駅 13分(ゆりかもめ)
有明
りんかい線「国際展示場」駅
- 大崎駅 13分(りんかい線)
- 渋谷駅 21分(JR埼京線直通)
ゆりかもめ「有明」駅
- 有楽町駅 14分(豊洲駅で東京メトロ有楽町線乗換)
首都高速台場線「台場I.C.」、
首都高速湾岸線「臨海副都心I.C.・有明I.C.」近接
主な企業(順不同)
サントリーホールディングス、フジテレビジョン、クライスラー日本、富士通ビー・エス・シー、UCカード、乃村工藝社、昭石化工、昭和シェル石油、シェルケミカルズジャパン、太平洋セメント、ムーンスター、上野トランステック、大塚家具、味の素エンジニアリング、三菱プレシジョン、パナソニック