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横浜 港湾物流マーケット

都市別特集

2008年9月6日

今、再び脚光を浴びる物流適地・港湾エリアの市場特性と現状を探る

島国である我が国の必然として、港湾エリアには古くから物流機能が構築されてきた。海岸線に沿って形成される市街地や工業地帯に、隣接して存在する港と物流施設という姿は、極めて自然な都市形状であろう。港湾物流量は近年も堅調で衰退の兆しもないが、湾岸部の既存物流施設はその歴史の古さゆえに旧態依然としたものが多数を占め、昨今は、内陸部郊外の物流施設に荷が流れる傾向があったのも事実である。今回の物流マーケット情報では、横浜、神戸という、日本を代表する港にスポットを当て、これら港をめぐる物流事情と施設開発状況、賃貸マーケット動向を、当社インダストリアル営業担当に聞いた。また、神戸初となるマルチテナント型大型物流施設を開発するイヌイ建物に、港湾物流における施設のあり方と、同社の戦略をうかがった。

横浜物流トピックス

1 2007年11月 昭栄、川崎市川崎区浮島町に「J&S川崎浮島物流センター」を竣工。延床面積約7万m2。
2 2008年1月 ラサール インベストメント マネージメント、マルチテナント型物流施設「ロジポート川崎」を竣工。ロジポートシリーズとしては、「柏」「大阪」に続く3番目の施設となる。敷地面積6万4194m2、延床面積16万285m2。
3 2008年11月竣工予定 日本レップ、神奈川県川崎市で建設中の大規模マルチテナント型物流施設の売買契約を大林組との間で締結(2007年12月25日)。竣工時点で取得し「J-REPロジステーション水江町」として稼働させる。計画敷地面積5万2370m2、建物延床面積12万6522m2。
4 2007年10月 マッコーリー・グローバル・プロパティ・アドバイザーズ(MGPA)、「JC東扇島ロジスティクスセンター」を取得。延床面積約3万3000m2。
5 2008年5月 日本レップ、東扇島地区に「J-REPロジステーション東扇島」を竣工。地上4階建、鉄骨造。敷地面積2万8351m2、延床面積4万4846m2の大型物流施設。
6 2009年8月営業開始予定 山九、首都圏での新たな物流拠点として川崎市東扇島に「首都圏中核物流センター」を建設。同社最大の施設で、敷地4ha、延床面積11万157m2、フロア面積2万1450m2の規模。
7 2008年5月 AMBプロパティコーポレーション、「AMB鶴見ディストリビューションセンター」を竣工。敷地面積3万3441m2、延床面積6万9678m2のマルチテナント型物流施設。
8 2007年3月 ヤマト運輸、横浜市鶴見区の神奈川物流ターミナル2期工事、物流棟・荷受棟が竣工。敷地面積6万1865m2、延床面積8万1142m2。
2006年11月 ヤマト運輸、横浜市鶴見区の神奈川物流ターミナル1期工事部分を竣工。1期竣工部分はターミナル棟の2万1688m2。
9 2010年4月予定 野村不動産インベストメント・マネジメント、横浜市鶴見区に「ランドポート横浜」を開発する計画。延床面積は約6万8000m2。
10 2009年4月竣工予定 ニューシティコーポレーション、横浜港・大黒埠頭近くで計画中の大型物流センター施設「ニューシティ横浜ロジスティックスパーク」A棟の起工式を2008年4月に実施。開発全体は、約22万8500m2の敷地に、総延床面積約57万1000m2の物流施設4棟(地上7階建)を建設するプロジェクト。A棟は敷地約4万7975m2、延床面積約13万1869m2の計画で2009年4月に竣工。今後、残りの3棟を順次着工していく。
11 2006年 川崎汽船、年内に横浜港のコンテナターミナルを本牧埠頭A突堤第5、6号バースへ移転。移転により、施設規模、コンテナ取扱能力が従来のほぼ1.5倍に増強。
12 2007年8月 川西倉庫、関東地区での業容拡大のため物流拠点・京浜支店本牧営業所第二倉庫を新設。
13 2008年5月 ダイワコーポレーション、横浜港新山下地区の物流ゾーンA地区で「新山下営業所」の営業を開始。施設は鉄骨造3階建、敷地3万7735m2、延床面積5万6491m2の総合物流サービス拠点。総事業費110億円。
14 2007年8月 住友倉庫、横浜市中区南本牧に新倉庫を竣工。敷地面積1万m2、鉄筋コンクリート造5階建、倉庫面積2万700m2。他に定温庫(摂氏13-18度)4,100m2がある。
15 2007年9月 日本ロジスティクスファンド投資法人、横浜市金沢区の新築物流センター「横浜福浦物流センター」を98億円で取得。土地面積2万m2、鉄筋コンクリート・鉄骨造、合金メッキ鋼板葺の6階建、延床面積3万5882m2。コマーシャル・アールイーがプロパティマネジメントを請け負い、賃貸施設として募集に出された。
  2008年3月 東京都は東京港、川崎港、横浜港の広域連携を強化することで合意。

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上記内容は オフィスジャパン誌 2008年秋季号 掲載記事 です。本ページへの転載時に一部加筆修正している場合がございます。

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