広島:中心部の空室率は3%台に低下。
岡山:前向きな動きで空室消化が進む。
2025年は大きな転換期に
シービーアールイー㈱の調査による、2024年9月期の広島市内中心部の空室率は3.4%と、対前期(同年6月期)比0.6ポイントの低下となった。低下の要因としては、2022年に広島駅南口に竣工した「広島JPビルディング」が順調に空室を消化したことや、全体的に人材の採用強化に向けた環境改善移転の事例が、多数見られたことが挙げられる。なお、想定成約賃料は11,940円/坪と、前期から0.3%アップし、緩やかながら上昇を続けている。
2023~24年の2年間、新規供給がなかった広島市内中心部において、2025年は、オフィスマーケットの大きな転換期を迎える年になりそうだ。1月には、中区袋町に「明治安田広島ビル」、2月には中区紙屋町に「大同生命広島ビル」、11月には、JR広島駅方面に基準階貸床面積が約714坪とエリア最大規模を誇る「d_llHIROSHIMA」、12月には、中区国泰寺町に「APエルテージ国泰寺ビル」が竣工する。計4棟のオフィス供給床は、約12,600坪を予定している。
また2025年3月に、地上7階、地下1階建、店舗面積約25,000㎡、185店舗が出店する、JR広島駅ビルの商業施設「ミナモア」が全面開業することが、先日発表された。このような開発が、オフィス・商業のみならず、これからの広島市街地に、どのような影響をもたらすのか、ますます注目が集まっている。
岡山の需要は引き続き堅調
岡山市では、今期も、計測機器関連企業やIT関連企業の立地・環境の改善移転、物流関連企業の拡張移転、また業種を問わず館内増床など、引き続き前向きな動きが見受けられた。空室が少なく、まとまった面積の確保が、より難しくなってきている。
需要は引き続き堅調で、築年数や立地がやや希望から離れても、求めるグレードを確保できる物件などに対して、引き合いの重なるケースが見受けられ、徐々に空室の消化が進んでいる。そのため、特にJR岡山駅へのアクセスがよく、築浅でグレードの高いビルの空室は希少性が高く、確保が困難な状況である。
岡山のマーケットのさらなる成長と活性化のためには、競争力のある、好立地でハイグレードな新規供給が求められている。
広島支店 辻﨑寛人 / 名越正幸
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