高松:ニーズが弱含みで潜在空室顕在化。
松山:解約予告期間中に埋め戻しの動きも。
高松の空室率わずかに上昇
シービーアールイー㈱の調査による2025年4~6月期末における高松市の空室率は7.7%となり、対前期(2025年1~3月期)比0.6ポイントの上昇となった。
今期はIT系企業の新規開設のほか、郊外からの立地や環境の改善を狙った移転など、前向きな動きが見受けられたものの、昨年後半に生じた複数の空室が顕在化したことで、空室率は上昇した。
今期はマーケットの動きも緩やかで、空室消化の進みが弱く潜在空室が顕在化しはじめることが懸念される中、新たなトピックとして今年8月に瓦町FLAG地下1階で「Fantudio Takamatsu」という食文化の発信基地が開業。それにより、新たな賑わいやニーズが創出されることが期待される。
松山市は引き続き既存空室が少なく、まとまった面積の確保は依然容易ではない。移転ニーズとしては、採用環境やエンゲージメントの向上に向けた前向きな動きが継続しているが、物件とのマッチングは、難しい状況にある。そのような中、大型面積の解約が散見されたが、中には解約予告期間中に埋め戻す動きも見られるなど、マーケットの底堅さが感じられるといえよう。
広島支店 名越 正幸
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