APACの3PLの約7割がインド拠点の拡大を計画
インドは現在、APACの企業にとって、物流拠点拡張のための最有力候補地となっている。強固な経済成長を背景に、多くの企業がサプライチェーンの多角化とリスク低減を目指し、インド市場への投資を加速させている。
強固な経済成長を背景に、 APACの最重要拠点へ
CBREの調査によると、APACの3PLの約7割(69%)が、今後2年以内にインドでの拠点を拡張する計画を持っている。〔図13〕これは、インド経済の強靭さと、製造業の分散化を受けた動きだ。グローバルな供給網再編の中で、インドはもはや無視できない成長エンジンであり、主要都市のみならず地方都市への展開も見据えた長期的な投資意欲が鮮明になっている
競争優位を築く「3PL実装のロードマップ」
激化する競争の中で成長を維持するには、配送、技術、コスト、供給網の4分野における卓越性が不可欠だ。特に「配送の速さと確実性」は、消費者のブランド信頼性に直結する。また、「送料無料」を好むインド市場特有の価格感度に対応するため、運営コストの徹底的な効率化が求められる。ルート最適化や在庫のリアルタイム追跡といった技術力が、パートナー選定の決定的な差別化要因となっている。〔図14〕

