オフィスマーケット
金沢駅と百万石通り沿い、
二極化が進む金沢のオフィスマーケット


2015年以降、金沢駅西側へのシフトが加速
金沢市のオールグレードの貸室総面積は約59,000坪。オフィスの新規供給はそれほど多くはなかったが、2015年の北陸新幹線金沢駅開業以降、JR金沢駅西側へのオフィスシフトが金融・IT系を中心に断続的に続いている。 2024年3月期の空室率は13.9%と全国各地と比べても高い数値となっているが、これは一昨年竣工した過去最大のオフィス供給の影響によるものである。
金沢駅周辺への移転を検討する企業においては、それまでのオフィスより多少面積が小さくなっても、また駐車場台数を減らしてでも、郊外から金沢駅周辺に移転しようとする傾向が見られる。コロナ禍を経て、働き方が変化したことで駐車場の使い方も変化し、今年、北陸新幹線が延伸したことで、北陸をはじめとした新幹線沿線地域への移動が格段に改善したことが要因として挙げられる。
このように金沢駅周辺を中心に、分散拠点の集約・県外企業の新規開設の動きが継続して見られておりオフィス需要は高い。
今後もオフィス需要は堅調
立地改善や老朽化による自社ビル建て替えなど企業の動きは全般的に活発である。
金沢では震災の影響は限定的であったものの、金沢駅周辺で新たなオフィス供給が見込まれていることから、ハイスペックビルや築浅オフィスへの移転需要は一層高まることが予測される。

