福岡Kスクエア

2023年6月に竣工した「福岡Kスクエア」。このビルの最大の特徴は、福岡エリアのオフィスビルとしては初となる、CASBEEスマートウェルネスオフィスSランクの取得をはじめ、次世代型オフィスビルの基軸となる環境認証ZEB Ready認証を取得するなど、環境配慮型のビルを強く打ち出していることにある。 基準階には約320坪の整形かつ無柱の、多彩なレイアウトが可能な空間が広がっており、各フロア最大6分割まで可能と、面積バリエーションも豊富。2.8mの天井まで届く高性能Low-E複層ガラスや天井隠蔽型の高効率空調機の導入により、明るく快適な執務空間を提供している。各階にはリフレッシュバルコニーを設けており、仕事の合間に外気に触れながら息抜きができる空間となっている。また、屋上14階には博多港が一望できる芝を貼ったハーバーテラス(ルーフトップガーデン)や、開放感あふれるコミュニケーションラボ(リフレッシュラウンジ)が用意されており、気分転換の、あるいはコミュニケーションの場としても活用できる。 地震時の振動を大幅に軽減する、独自の制振システムを搭載した建物には、異なる変電所からの2回線受電による安定した電力供給を確保したほか、非常時には最大72時間運転可能な非常用発電機を完備するなど、BCP対策も万全だ。 時代の要請に適合する環境仕様を整えて、新たなオフィス街に生まれ変わる福岡中心部に誕生したばかりの「福岡Kスクエア」に、高い注目が集まっている。