セイコー八重洲通ビル

セイコー八重洲ビルは、SDGsを基軸にしたハートフルなオフィスビルです。東京都中央区八丁堀1丁目に所在し2021年9月に竣工、規模は地上10階建てで鉄骨造の物件です。SDGsを見据えた計画で完成したオフィスで、気候変動への具体的な対策として「屋上緑化」を行い、持続可能かつ近代的なエネルギーアクセスとして「庇を用いた外装」「ダブルサッシ」「自然換気」を採用しています。住み続けられるまちづくりにおいて「耐震基準の1.25倍の耐力」「8時間の共用部電力の共有」を実現。「節水型トイレ」で排水量を削減。持続可能な消費と生産パターンの確保として「既存地下躯体の利用」をしています。1Fには「誰でもトイレ(LGBT対応)」を設置。また、女性に使いやすいように「セルフケアブース」を設けて、働きやすさと快適性を考慮しています。貸室内には執務エリアの隅に「ユーティリティシャフト」を設けて、テナントの多様な働き方に対応可能です。セイコーらしい時計を想像させる外観で、針やインデックスを意識した多面体のファサード、エントランスには時を感じるサーカディアン照明や、時計(歯車)をモチーフとしたサイン看板などデザイン性の高いオフィスビルとなります。基準階面積は約82坪、天井高さ2800mm、OAフロア100mm、個別空調、機械警備、床荷重300kg/㎡となります。