札幌のメインストリート「札幌駅前通」と札幌で最初に整備された近代街路とされている「北3条通」が交差する角地に立地。上質でスタイリッシュなファサードデザインは、伝統と歴史ある街の新たなランドマークとなります。
ビル地下1階は主要駅とつながる「札幌駅前通地下歩行空間」と直結。天候に左右されない、機動力の高いビジネスフットワークを可能にします。
また、米国の環境性能評価システムLEED及び、我が国の建築環境総合性能評価システムCASBEEで、それぞれLEED Core&Shell SILVERとCASBEE札幌Aランクを取得予定(LEEDは北海道初)。省エネと環境に極めて高く配慮したオフィスビルとなっています。
札幌中心の新たなランドマーク。
洗練されたオフィスと賑わいの商業空間を有する新しいコンセプトの複合ビルが誕生。
ワンフロア約970㎡の広々としたハイスペックな整形・無柱空間は、
多彩なビジネスニーズにフレキシブルに対応。
設備スペック | |||
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基準階床面積 | 約294坪 | コンセント容量 | 50VA/㎡ |
天井高 | 2,800mm | システム天井 | 600mmグリッド |
床荷重 | 500kg/㎡・ヘビーデューティーゾーン1,000kg/㎡ | 照明(平均照度:机上面) | 750lx(LED照明・昼光制御) |
OAフロア | 100mm | 非常用発電機電源 |
15VA/㎡(24時間対応) ※火災時は使用できません |
空調ゾーニング | 12分割(冷暖フリー) | 耐震性能 | 制震構造(オイルダンパー) |
空調増強 | 室外機増設スペース | セキュリティ | 非接触ICカードリーダー |
省エネルギーによる経済効果と、万一の場合に備えたBCP(事業継続性)対応の構造と施設を完備
環境負荷軽減対応
省エネルギー機器の採用
LEED Core & Shell SILVER」「CASBEE札幌 Aランク」を取得予定。窓面にはLow-eペアガラス、断熱サッシュを採用し、札幌の厳しい気候による空調負荷の低減を図ります。事務室および共用部の照明はLED照明を使用。また、トイレには人感センサー制御のLED照明と節水便器を設置するなど、建物全体で省エネルギーを実現します。
自然エネルギーの活用
照度センサーの採用により自然採光を利用し、照明エネルギーの低減を図ります。また、自然換気窓をスパンごとに1箇所設置。エアコンが不要な季節は自然通風が可能。各階トイレの洗浄水には、中水を利用しています。
地域冷暖房の利用
通常の空調設備に加え、地域冷暖房システムの外気処理空調機を設置。確実な外気処理と環境負荷低減を両立します。
効果的な空調ゾーニング
広大なフロアはインテリア12ゾーン、ペリメータ10ゾーンに細分化され、各ゾーン単位でON/OFF、温度制御、冷暖房切換などが24時間自由にでき、効果的な空調管理が可能。将来のテナント負担増に対応する、冷媒管の予備スペースも確保しています。
BCP(事業継続性)対策
耐震構造の採用
制震ダンパーやCFT柱など、耐震性の高い材料を採用。建物躯体の損傷を防ぎ、高い耐震性能を確保。利用者の生命と企業財産を守り、高い事業継続性(BCP)を備えます。
CFT柱+サイドプレート工法
鋼管内にコンクリートを充填し柱の強度・粘りを向上させたCFT柱を採用。また、大梁端部のフランジ両側にプレート溶接し、梁端部の変形性能を向上させています。
オイルダンパー
建物内の適所に設置された制震ダンパーが、地震のエネルギーを吸収。地震時の揺れを軽減します。
架構図
BCP対応設備
非常用発電機によるテナントへの電力供給と、備蓄用受水槽による給水を確保。地下1階には防災備蓄倉庫も設置し、24時間程度は建物内に滞留可能な性能を完備しています。
非構造部材の耐震化
非構造部材の耐震化を強化。天井設置機器の下地を補強し、災害時の落下・脱落を防止。また、屋上に設置された機器も耐震化し、転倒・破損を防ぎます。
自然エネルギーの活用
非常時には、スパンごとに1箇所設置された自然換気窓により外気を取り入れ、換気・通風が可能。角立地を活かした自然採光により、室内の明るさを確保します。
非常時給排水対応
上水70m³、雑用水30m³の貯水が可能な水槽を設置。また、19m³の緊急汚水槽も設置(オフィスワーカー用)し、ワーカーの滞在をサポートします。
非常用発電機
屋上にビル本体用×1台を設置し、テナント用×3台分の設置スペースを確保しています。ビル本体用発電機によりテナントへ最大で15VA㎡(24時間)の電力供給が可能です。
防災備蓄倉庫
地下1階に防災備蓄倉庫を設備。毛布、非常食、飲料水等をはじめ、救助資機材や医療救護セット等を備蓄※し、万一に備えます。※備蓄品目は予定です。