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浜松町は、JR2路線、都営地下鉄3路線、羽田空港直結のモノレールを加え計6路線が利用可能な都内でも屈指の交通利便性を誇り、東京と品川の中間に位置した交通の要衝。オフィス需要は比較的安定感があるが、近年目立った開発が少なく、有楽町・新橋や品川エリアと比べると企業の新規流入が少ない。しかしながら「浜松町西地区再開発事業」と呼ばれるJR浜松町駅西口の巨大プロジェクト（高層ビル3棟を含め延床約36.9万㎡）を間近に控え、にわかに都市再生エリアとして注目が集まりつつある。全体の完成は2024年の予定だが、中長期的に見てもエリア内の活性化が期待される。 三田・高輪は、品川・新橋・虎ノ門等の周辺エリアと比較して、賃料が低水準で、まとまった面積を確保できることから、近年大型の移転が目立って増加し、マーケットにおけるエリアの位置付けは変化しつつある。加えて田町～品川間にJRの新駅が計画されていることから、今後ますます同エリアの動向が注目される。