営業担当者の一言コメント
2011年の難波では、梅田や天王寺・阿倍野といった他エリアの大規模開発を意識した動きが目立った。こうした商業施設群が、GW前後の開業であったのに対し、難波の髙島屋は3月のリニューアルオープン。少しでも早い時期にすることで注目度を高める狙いがあったと思われる。また、エリアへの集客を促すイベントを商業施設が連携して行ったことなども象徴的な出来事と言えよう。
心斎橋との回遊性から安定した人の流れを確保する同地は、1階店舗に大きな入れ替わりはなく、好立地では引き続き空室は少ない。最寄駅が地下鉄のみの心斎橋とは異なり、JRや南海のターミナル機能に加えエリア内に道頓堀を抱えていることもあり、「食の都・大阪」の象徴としてのイメージが定着している。バーガーキングをはじめ、飲食テナントが関西エリアや大阪初進出の場所として難波を選ぶ傾向は強く、髙島屋がリニューアルでレストランフロアを大幅増床していることにも表れている。
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