京都における店舗マーケットは、「京都タカシマヤ」「阪急百貨店」の建つ四条河原町交差点を起点に、西側、大丸方向へ向かう四条通面と、北側の河原町通面とに大きく分けられる。大丸界隈の四条通烏丸は、近年は高級ブランドの出店が相次いでおり、通り面への出店を狙う店舗も多く賃料条件の高騰が見られる。最近ではモンブランが四条通面に進出した。また、四条通の河原町付近では、「福寿園 京都本店」や「洋服の青山」、「PSFA京都四条店」など、優良店舗の進出が目立つ。
一方、河原町交差点から北、河原町通の三条付近には、大人の女性をターゲットにした「ミーナ京都」が今年4月にオープンし、河原町通の賑わいを高めている。その他、寺町通や新京極通は、依然、独特の商圏を持ち、人気も高く、空室が長期顕在化した事例はあまりない。また、三条通や大丸裏といった、これまで商業集積が目立たなかったエリアも昨今は注目を集めており、京都店舗マーケットは着実に広がりを見せているといえる。
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