今年の梅田エリアでは、「グランフロント大阪」の開業が全国的にも注目を集めた。開業から5ヶ月時点で来場者数は2,700万人に上る。魅力的なイベント開催との相乗効果で、集客力を維持しており、複合施設としての強みが十分に発揮された結果と言えよう。近隣の商業施設等についても対前年では売上を伸ばしており、グランフロント効果がプラスに働いていると言える。また、4月よりエリア巡回型バス「うめぐるバス」が運営を始めた。街全体でのイベントも増え、いわゆるエリアマネジメントの観点で、街のソフト力も向上していることは特筆すべき点である。
路面店舗を中心に回遊性の高いエリアである茶屋町でも、「OPA」「H&M」等がイングス跡地に同時オープン。さらにKAMOスポーツの店舗兼本社ビルがオープンするなど、エリア全体で話題性の高い店舗の新規オープンが見られる。今後も、継続して大型開発が予定されており、圧倒的な商業集積度を誇るエリアとして進化を続けるだろう。
路面店舗賃料相場MAP
商業の主動線、繁華街、商店街となるストリートの賃料を視覚化した『路面店舗賃料相場マップ』を独自に作成しています。
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