発祥国
対象のハイストリートに路面店舗を出店するブランドの発祥国を集計したところ、銀座では6割超のブランドが「国内」発祥のブランドだった。「海外」発祥ブランドの内訳をみると、「イタリア」が24%と最も多く、「フランス」(22%)、「アメリカ」(21%)が続く結果となった。心斎橋でも7割弱のブランドが「国内」発祥のブランドだった。ただし「海外」発祥ブランドの内訳をみると「アメリカ」が23%と最も多く、次いで「フランス」(18%)、「イタリア」(16%)という結果だった。
両エリアともに「フランス」と「イタリア」発祥ブランドの6割超はラグジュアリーブランドだが、「アメリカ」発祥ブランドの業種はアパレルなどのファッションや食物販・飲食店と多岐にわたっている。
業種
対象のハイストリートに路面店舗を出店するブランドの業種を、件数ならびに店舗面積でそれぞれ割合を集計した。銀座の件数では「ファッション」が46%と最も多く、「ラグジュアリー」の17%が続いた。店舗面積でも
心斎橋の件数でも「ファッション」が45%と最も多かったが、次いで多かったのは「食物販・飲食店」(14%)で、「ラグジュアリー」は11%だった。店舗面積でも「ファッション」が48%と最も多かったが、「ラグジュアリー」が14%と「食物販・飲食店」の7%を上回った。心斎橋でも、「ラグジュアリー」の1店舗あたりの面積が他の業種に比べて大きいことが分かった。ただし、多くのラグジュアリーブランドが日本における旗艦店を銀座に設けており、銀座の「ラグジュアリー」店舗の平均面積が約220坪だったのに対し、心斎橋では約140坪と80坪の差があった。
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