専門性の高いアセットへの投資を成功に導くには
近年の訪日外客数は、アジア諸国の経済成長、円安、ビザ発給要件の緩和等により大幅に増加し、2016年は日本政府観光局が統計を取り始めてから最多の約2,400万人を記録、2011年の約3.9倍となりました。政府の構想では2020年の訪日外客数を4,000万人としており、「観光立国」を標榜する国の支援の増強が期待されます。
これに伴い、ホテルマーケットの規模も急拡大しており、投資用不動産としては特殊なアセットであったホテルへ、国内外の投資家の関心が集まっています。2016年の取引総額はやや減少したものの、ホテル投資家の間で1つの指標とされている1室当たりの取引額は、2012年比で3倍強となっています。
また、当社投資家意識調査におけるホテルとオフィスの期待利回りを見ると、2009年第1四半期において最大2.83%乖離していましたが、2016年7月の調査では、1.26%までその差が縮小しています。もはや、投資家の間でホテルはリスクプレミアムを大きく求めるアセットではなく、投資対象物件として広く認知されていると言えるでしょう。
CBREでは、ホテルアセットの投資におけるあらゆるステージで実績を積み、こうしたマーケット環境下で最適なソリューションサービスをご提供しています。