2014年は前年の「広島ゼロゲート」や「H&M」のような大型物件の開発・出店はなかったものの、本通・金座街商店街を中心に動きが見られた。本通商店街では創業から80年余り営業していたマルタカ子供百貨店跡に、全国初のカフェやローソンチケットを併設した「HMV」の複合店がオープン。「チャオパニック」や「スーツセレクト」も所有者が自社営業をしていた区画を建替・改装し出店した。数年前と比較すると、オーナーの高齢化や後継者問題等により、売買に伴う所有者が変更となった物件が増えており、今後もこのような事例は増加すると予想される。
その他、景気回復の影響からか、高級腕時計を扱う店舗の出店や改装が相次いでおり、並木通りに中四国初進出の「タグ・ホイヤー」、中央通りにも専門店が新規出店予定となっている。メインストリートである本通・金座街商店街以外への出店ということで、新たな商圏の広がり、そして相乗効果に期待したい。
路面店舗賃料相場MAP
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