新宿エリアでは、当該エリアのメインストリートである新宿通りに変化が見られた。昨年11月に新宿三丁目交差点角地に「ルイ・ヴィトン」がオープンし、今秋竣工を迎える「新宿中村屋ビル」には「コーチ」の新コンセプト店、同時期に「ティファニー」も3フロア構成の単独路面店がオープン予定となっており、この1年の間に3つのラグジュアリーブランドが出店することとなる。これまでラグジュアリーブランドは百貨店への出店が中心であり、路面店は「グッチ」のみであった新宿通りにおいて、大きな変化であるといえる。
また、「ロクシタン」の世界最大の旗艦店やビックロ上階に「GU」「石井山専」の大型店舗がオープンし、他にも複数の建設中のビルがあることや、閉店したマルイワンの後にどのような店舗がオープンするのかなど、今後も目が離せないマーケットである。新宿エリアでは、2016年竣工予定の新宿駅南口の再開発や2020年開通予定の東西自由通路など、街全体の人の流れに影響を及ぼすと考えられる計画が進行している。特に、新宿駅南口の再開発計画によって、南口と東口の人の流れがさらに多くなることが想定され、それによって新宿東口エリアの路面マーケットが活性化することが期待される。
路面店舗賃料相場MAP
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