表参道エリアでは、昨年に続き多くの新規オープンが見られた。メインストリートの表参道沿いに「チャーチ」「ジバンシィ」といった海外ブランドや「ククルザポップコーン」「マックスブレナー」といったスイーツ系等が出店。さらに、国内8店舗目の「アップルストア」や最新のストアコンセプトを導入した「ヒューゴボス」など話題性を有する店舗もオープンした。
その他の通りにおいても、日本初進出のスイーツ系、東京初進出の低価格雑貨、スポーツ・アウトドア等、平日でも行列ができる店舗がオープンし、非常に活気のあるマーケットとなっている。より高い感度で情報を発信しなければ、消費者をキャッチすることが難しくなってきているため、情報発信力が高い当該エリアへの出店が多くなっていると推測され、今後も出店ニーズの増加が見込まれる。
新規出店の増加はメインストリート裏の通りにも波及しており、出店ニーズの面的な広がりも見せている。また、テナントニーズにマッチする空室が減少していることから、賃料水準にも確実に変化が表れてきている。現在、竹下通りや明治通りで再開発計画が進行中であり、さらに原宿駅周辺でも再開発が計画されているなど、その動向が注目される。
路面店舗賃料相場MAP
商業の主動線、繁華街、商店街となるストリートの賃料を視覚化した『路面店舗賃料相場マップ』を独自に作成しています。
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