今年の京都エリアでは、四条通1階に「タカキュー」、河原町OPAに「ベルシュカ」がオープンした。今後の開発として、四条通に「東急ハンズ京都店（仮称）」が出店。河原町通では専門店ビル「BAL（バル）」が隣接地を含めた全面改装を計画しており、改装後の延床面積は現在の2倍となる。京都駅前のテナント需要は引き続き高く、空室が希少となっていることから幅広い業種から注目される状態を維持している。京都市中心エリアでは、「フォーシーズンズ」「リッツカールトン」といったラグジュアリーホテルの出店計画が予定されている。アジアからの富裕層の旅行客取り込みに京都市は積極的であり、特にラグジュアリーブランドが集積する四条通を中心に買い物客の増加が期待できるだろう。
2012年1月に京都市から四条通の歩道拡幅計画が発表された。通行客が多く狭い印象の強かった歩道が拡幅されることで、より魅力的な街並みが形成され、近隣の店舗にとっては大きなプラスになると推測される。
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