営業担当者の一言コメント
横浜のオフィス相場は昨今の経済状況の影響から下落傾向にあるが、店舗に関しては昨年同様、物件の希少性を背景にオーナーは強気のスタンスで、テナント側の想定売上に基づく賃料目線との間にさらなる乖離が生じている。出店が決まっても調整に時間を要し、開業まで工事期間以上に空室状態にあるものが多々見受けられた。横浜西口のメインストリートであるパルナード通り沿いは依然として高いポテンシャルを有しており、その他、オフィスワーカーが多い北幸1丁目や鶴屋町は、客単価アップを狙った飲食店舗からの注目度が高まっている。
西口以外では、昨年春に大型商業施設「横浜ベイクォーター(ANNEX)」が東口に、「コレットマーレ」「109」がみなとみらいに進出。大型面積が確保できる物件が西口で限られることもあり、注目のエリアといえよう。ただし、横浜西口とみなとみらいでは乗降数やエリア性質が異なり、商圏として様子見の企業も多い。西口に対する需要は、周辺エリアと比べて依然高いといえる。
路面店舗賃料相場MAP
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