広島における店舗マーケットは、「そごう」と地下街の「シャレオ」を中心とする紙屋町交差点周辺、「福屋」「三越」「天満屋」の百貨店を中心とする八丁堀交差点周辺、「本通」「金座街」の2つの商店街、という大きく3つのエリアに分けられる。紙屋町交差点においては、2011年に広島電鉄が再開発ビルを計画。「シャレオ」とも接続される予定になっており、その動向が注目される。八丁堀交差点においては、「OPAQE」「ベローチェ」「叙々苑」などがオープン。徒歩圏内の東急ハンズやパルコとの相乗効果も期待され、若者から富裕層まで回遊できるエリアが形成されている。
全国的に商店街の衰退が懸念される中、本通商店街と金座街商店街は、中四国最大規模の商店街として賑わいを呈しており、出店を希望するテナントは依然として多い。老朽化した建物の建替も一部で進められ、「アディダス」が大型直営店をオープンするなど話題にもことかかない。供給面では、新規空室が出難い状況であるが、他の商店街同様、貸主の高齢化による世代交代のタイミングが鍵になると推測される。
商業の主動線、繁華街、商店街となるストリートの賃料を視覚化した『路面店舗賃料相場マップ』を独自に作成しています。
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