池袋駅は、新宿駅に次ぐ全国第2位の乗降者数を誇り、東京西部、北部、埼玉とを結ぶターミナル駅です。
同駅を中心とした商業ゾーンはサンシャイン60側の駅東側に集積しているため、すべての業種の出店ターゲットが駅周辺と「サンシャイン60通り」に集中しています。同通りの賃料水準は高騰しており空室も少なく、今後この傾向に変化はないと思われます。
他のエリアと比較すると、池袋には大型開発が少なく、最近ではヤマダ電機の出店が挙げられる程度です。また、投資家案件も数えるほどですが、こちらは徐々に動きが出てきており、今後の動向に注目すべきでしょう。
池袋の商業マーケットにおける最大の話題は、2008年に開通する地下鉄副都心線と、その開業をにらんだ「エチカ池袋」「池袋12番街区ビル」。開発は東武百貨店に隣接し人通りも多く、新たな商業核となる可能性を秘めているといえます。
その他、東口に開発予定地がいくつか見当たりますが、残念ながらマーケットに出てきてはいません。西口は、比較的少なかったナショナルチェーンの進出が、近年目立ってきています。
路面店舗賃料相場MAP
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