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オフィスマーケットビュー(賃貸オフィス相場動向) 2021年第3四半期

賃料相場(最新)

2021年11月5日

東京の空室率は上昇傾向も、大型の引き合いがやや増加

全国主要都市の賃貸オフィスビル市場動向をまとめた四半期レポート。
2021年第3四半期の空室率・平均募集賃料・需給面積を解説を交えて掲載。

GDP成長率 Q3 日銀短観DI Q3(全規模・全産業) 東京グレードA賃料 Q3 東京グレードA空室率 Q3

+3.1% 予想値 前年同期比

-2pts 前期比+1pts

-1.4% 前期比

+0.5pts 前期比

※ 出所:日本経済研究センター

注目動向

  • 東京:グレードAマイナスの空室率は7年ぶりに4%台へ上昇
    今期(Q3)のオールグレード空室率は対前期比+0.8ポイントの3.6%。足元では大型区画の引き合いがやや増えているものの、まとまった二次空室などが顕在化し、空室率は上昇した。賃料はオールグレードで対前期比0.8%の下落。3グレードの中で、グレードAの下落幅が最も大きかった。2023年の大型供給を前に、需要獲得のための賃料調整が進んだとみられる。
  • 大阪:グレードBを中心に空室消化が進む
    今期(Q3)のオールグレード空室率は対前期比+0.5ポイントの2.8%。引き続きコスト意識の高いテナントも多く、必要な面積は小型化の傾向が続いている。このため、現状ではグレードBが選好されやすく、同グレードでは既存空室の消化が順調に進んでいる。賃料も、相対的に引き合いの多いグレードBに比べ、グレードAの下落幅の方がやや大きかった。
  • 名古屋:オールグレード空室率は4年ぶりに3%台へ上昇
    今期(Q3)のオールグレード空室率は対前期比+1.0ポイントの3.8%。依然としてまとまった空室の消化には時間を要している。新規供給のプレリーシングの進捗も鈍く、今後も空室率は上昇する見込み。オールグレード賃料は0.1%の下落。まとまった空室を抱えるグレードAビルを中心に募集賃料の引き下げがみられた。
  • 地方都市(札幌・仙台・さいたま・横浜・金沢・京都・神戸・高松・広島・福岡):大型区画に対する需要は引き続き鈍い
    今期(Q3)、オールグレード空室率は10都市中、6都市で前期に比べて上昇、2都市で低下、2都市で横ばい。中小規模の区画では拡張や新規開設などでテナントが決定しているが、大型区画の引き合いは鈍い状況が続く。賃料は10都市中、5都市で前期に比べて上昇、3都市で下落、2都市で横ばい。上昇した都市の多くは、新築ビルが平均を上回る賃料で成約したことが上昇の主因。

グレードAマイナスの空室率は7年ぶりに4%台へ上昇 今期(Q3)のオールグレード空室率は対前期比+0.8ポイントの3.6%。今期は、集約、建て替え、...

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