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大阪-JOMV2017年第1四半期

賃料相場

2017年5月11日

オールグレードの空室率は調査開始以来の最低値を更新

Figure 7 : 空室率

Figure 7 : 大阪空室率

今期(Q1)のオールグレードの空室率は対前期比-0.7ポイントの3.2%。1993年調査開始以来の最低値を更新した。グレードAの空室率は対前期比-1.7ポイントの1.1%、グレードBは対前期比-0.3ポイントの2.9%。いずれも2008年Q1以来の低水準となった。

今期は「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」がほぼ満室で竣工した。入居を決めた企業を見ると、老朽化した自社ビルからの移転、立地改善やビルグレードの向上、業容拡大に伴う拡張移転などが需要の大半である。向こう3年間の新規供給は、既存ストックの1.5%と極端に少ない。テナントの間にスペースが確保できないことに対する警戒感が広がっているため、借り急ぐテナントも増えている。需給のさらなる逼迫は必至だ。

グレードAの想定成約賃料は対前期比+2.7%の20,900円/坪、グレードBは対前期比+1.7%の11,850円/坪となった。当期のグレードAの上昇率は三大都市の中で最も高かった。今期の空室率を見ても、東京と名古屋よりも3~4ポイント低い1.1%と需給逼迫が際立っている。加えて、今後の新規供給がストックに占める割合も、三大都市の中で大阪が最も低い。賃料の上昇率の高さも、こうした状況を反映している。

Figure 6 : 大阪マーケットサマリー

  空室率 対前期比 想定成約賃料 対前期比
大阪グレードA 1.1% -1.7pts 20,900円/坪 +2.7%
大阪グレードB 2.9% -0.3pts 11,850円/坪 +1.7%
大阪オールグレード 3.2% -0.7pts

 

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