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ロジスティクスマーケットビュー 2018年第3四半期

賃料相場

2018年11月13日

首都圏で賃料は5四半期連続上昇 今後の大量供給の影響は限定的

全国16都市 54ゾーンの賃料や空室率などのデータをもとに賃貸倉庫・物流施設市場の2018年第3四半期の動向まとめたレポートをご提供。

GDP
成長率 Q3
首都圏LMT※※
空室率 Q3
近畿圏LMT※※
空室率 Q3
中部圏LMT※※
空室率 Q3
+0.9%予想値※
前年同期比
+0.8pts
対前期比
-2.5pts
対前期比
±0.0pts
対前期比

出所:日本経済研究センター、 ※※大型マルチテナント型物流施設

  • 今期(Q3)の首都圏大型マルチテナント型物流施設(LMT)の空室率は6.1%と、前期から0.8ポイント上昇しました。今期の新築4物件のうち2棟が空室を残したことが主因です。しかし、既存物件の空室消化が順調に進んだことに加え、今期竣工物件のうち2棟が満床で稼働したことは、需要が引き続き堅調であることを物語っています。

  • エリア別空室率は、東京ベイエリア2.9%、外環道エリア1.5%、国道16号エリア2.1%、圏央道エリア21.2%でした。今期、圏央道エリアで3.1ポイント上昇した結果、空室率のエリア間格差は拡大しました。一方、実質賃料は、需要が強い都心寄りの3エリアで賃料が上昇したことにより、首都圏全体で対前期比+0.5%の4,140円/坪となりました。

  • 今後の新規供給は、2018年Q4は89,000坪と過去平均並みですが、2019年Q1は206,000坪と四半期ベースで過去最高を記録する見込みです。しかし、旺盛な需要を背景に、竣工予定のうち複数物件が既に満床となっています。したがって、2019年Q1の空室率は6.5%にとどまると予測しています。

  • 近畿圏LMTの空室率は15.0%と、この半年で6.2ポイント低下しました。今期の新規供給3棟が高稼働で竣工したことが寄与し、新規需要は69,000坪と2007年の調査開始以来3番目の規模になりました。実質賃料は3,480円/坪で、前期からの変動はありませんでした。しかし、空室が少ないエリアでは賃料が底上げされる一方、空室期間が長引くエリアや物件では弱含む、といった二極化傾向が見られます。

  • 近畿圏の向こう2四半期の新規供給は65,000坪で、過去平均を下回ります。足元の堅調な需要に鑑みると、2019年Q1の空室率は14%程度に低下すると予測しています。

  • 中部圏LMTは新規竣工がなく、空室率は対前期比横ばいの8.6%となりました。来期も竣工がない中で既存物件に対する引き合いが見られること、2019年Q1竣工物件のプレリーシングが順調であることから、2019年Q1の空室率は8.2%に低下すると予測しています。

エリア間格差が開く 今期(Q3)の首都圏大型マルチテナント型物流施設(LMT)の空室率は6.1%と、前期から0.8ポイント上昇した。今期の新築4物件...

新築3棟が高稼働で竣工 近畿圏LMTの今期(Q3)の空室率は15.0%、Q2から2.5ポイント低下した。これは2016年Q4(11.4%)以来の低水...

竣工予定物件のリーシング順調 中部圏では、前期に続いてLMTの新規供給はなく、既竣工物件でもリーシングの進捗は見られなかった。空室率、実質賃料はそれ...

空室は急速に減少、需給バランスはタイトに 今期は、物量増加による拡張を目的とした大型成約を筆頭に、マルチテナント型の大型施設で空室が相次いで消化され...

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