今年の池袋エリアでは、2012年末にサンシャイン60通りにオープンした「アメリカンイーグル」に続くカジュアルショップの大型店として、「ユニクロ」の“グローバル繁盛店”という新しいタイプの大型路面店がオープンした。徐々にではあるが、池袋エリアのメインストリートであるサンシャイン60通りへ“ファストファッション”が集積し始めてきている。また、「P’パルコ」では、ニコニコ動画のアンテナショップである「ニコニコ本社」と「エヴァンゲリオンストア」が原宿から移転オープンし、近年“サブカルチャー”（アニメ）の街として注目されている当該エリアの新たな人気スポットとなることが期待される。
さらに、2014年秋にオープン予定となっている商業施設「WACCA」の上層階にはウエディング施設がオープンを控え、これまで池袋に出店していなかった業種の進出も見られた。新規出店数自体は少ないものの、街の特色を反映した出店や新しい動きが出てきている。また、来年移転予定の豊島区役所現庁舎の大規模な再開発も計画されており、サブカルチャーの推進など“文化”をキーワードとした街づくりが進行している。今後、街自体が変化していくと思われ、注目のエリアである。
路面店舗賃料相場MAP
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