路面店の出店余地が少ない池袋エリアであるが、いくつかの出店が見られた。最大のトピックは、エリアの中で最も人通りが多いサンシャイン60通りへの「アメリカンイーグルアウトフィッターズ」の出店であり、同ブランドとしては国内最大の売場面積となっている。東口では都心部で 出店攻勢をかけているスーツ専門店「スーツセレクト」と「AOKI」が出店。その他に「アニメイト」が拡張移 転しており、サブカルチャーの街として訴求力が高まっている。また、現豊島区役所跡では新公会堂を計画しており、池袋を語る上で“カルチャー(文化・芸術)”がキーワード となってくるだろう。
今後は、サンシャイン60通りに建設中の「(仮称)池袋Sプロジェクト」へ「ユニクロ」 (都内最大級の店舗面積)の出店が計画されている。百貨店と家電の街 というイメージが強かった池袋エリアに、路面へのカジュアルアパレルの集積が高まり始めてきている。既述の通り、路面店の出店余地は限られているため、具体的な出店を検討することが難しいエリアではあるが、新宿・渋谷駅に次ぐ乗降客数を有する池袋駅を擁することから、エリア自体のポテンシャルは高いと考えられ、今後の路面マーケットの変化に注目である。
路面店舗賃料相場MAP
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