今期の当該エリアでは「CH キャロ リーナ ヘレラ」「トミー バハマ」の日本初出店、「スタージュエリー」や「ランバン」(移転)の旗艦店出店、「CA4LA」の銀座初出店などが見られた。近年都道府県アンテナショップの激戦区と化している1~2丁目には「茨城マルシェ」(移転)や「食の國 福井館」が出店し、4丁目では建替工事が行われていた「GINZA KABUKIZA」がオープン。さらに、主要な通りにおいては、飲食やサービス店舗の上層階への出店が増加 傾向にあり、空室の消化が進んでき ている。高級ブランドの出店は限定的であったが、様々なテナントの出店が続き、総じて動きのあるマーケットとなっている。
また、景気回復への期待感から、高額商品の消費が増加傾向を示していることや、円安による海外観光客の増加なども、当該エリアのマーケットを底上げするプラス要因になっていくと考えられ、徐々に賃料動向にも変化が表 れてくることが予想される。2014~2017年にかけて、旧銀座東芝ビルの建替計画や6月末に閉店した松坂屋跡の再開発計画など複数の開発計画が進行しており、ビルの老朽化に伴う建替計画も複数検討されていることから、それらに伴う今後の移転・出店動向が注目される。
路面店舗賃料相場MAP
商業の主動線、繁華街、商店街となるストリートの賃料を視覚化した『路面店舗賃料相場マップ』を独自に作成しています。
出店・移転、テナント募集の参考に是非お問い合せください。
※不動産仲介業者様、不動産鑑定会社様からのお問い合わせはご遠慮いただいております。