営業担当者の一言コメント
渋谷では2012年4月に「渋谷ヒカリエ」が開業し、大きな話題をめた。一方、路面店の状況を見ると、大型物件の解約が見られず、また銀座や表参道等他の商業集積地と比べて開発物件が多くなかったこともあり、目立った出店は少なかった。開発物件の低層階は早期にテナントが内定しており、開発物件の少なさと同時に好立地エリアの空室が希少であることを物語っている。
主要な通り沿いでは業態を問わずニーズは堅調であるが、出店できるチャンスは少ない状況が続いている。このように物件の動きが少ないため、賃料トレンドの把握がしにくいが、空室の希少性と現況の旺盛な出店ニーズにより、好立地エリアで空室が発生した場合は複数のテナントが競合することが容易に予想される。今後も駅周辺の再開発や東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通等、街としてのトピックスが続く。街並みの変化と共に、渋谷は注目度の高いマーケットであり続けるものと思われる。
路面店舗賃料相場MAP
商業の主動線、繁華街、商店街となるストリートの賃料を視覚化した『路面店舗賃料相場マップ』を独自に作成しています。
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